ブログを書いているのにアクセス数が伸びないと悩んでいる方におすすめなのが、ロングテールキーワードを活用する方法です。
ロングテールキーワードを上手く活用できるようになれば、検索結果の上位に記事が表示されるようになり、ブログへのアクセス数がぐんぐん伸びていきます。
ロングテールキーワードの意味が知りたい方や、ロングテールキーワードの正しい見つけ方が分からないという方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。
目次
集客率アップにつながるロングテールキーワード
ロングテールキーワードというのは、1つの単語ではなく、3つ以上の単語からなる検索キーワードのことをいいます。
「旅行」というような1単語のキーワードはビッグキーワードと呼ばれ、検索ボリュームがかなり大きく、検索結果の上位には誰もが名前を知っているような大手企業のページが並ぶことが多いです。
一方、「旅行 温泉 女子旅」のように複数の単語で構成されたロングテールキーワードで検索をすると、検索ボリュームが一気に少なくなり、より目的にあった情報を見つけやすくなります。
コンテンツSEOとは?質の高い記事で集客するマーケティング手順ロングテールキーワードがもたらすメリット
ブログなどで情報を発信している側がロングテールキーワードを活用すると、以下のようなメリットがあります。
検索結果の上位表示が狙える
ロングテールキーワードで検索をすると、検索ボリュームが小さくなります。
検索ボリュームが小さいということは、それだけライバルが少ないということです。
大手企業や名の知れている企業は、ビッグキーワードのみ押さえておけば自然と客が集まってくるため、ニッチなワードをわざわざ掘り下げるようなことはしません。
ですが、ブランドや知名度に頼ることができない企業やブロガーは、検索ボリュームの少ない土俵に出てはじめてライバル企業と戦えるようになるのです。
Googleで検索順位を上げる方法!ネットの検索結果で上位表示される仕組みとは?コンバージョン率が高まる
コンバージョン率とは、ネットを介した成約率のことです。
ロングテールキーワードで検索をかける人たちは、明確な目的をもって検索を行っています。
たとえば、先ほどの「旅行 温泉 女子旅」というロングテールキーワードで検索する場合は、「女子だけで温泉旅行がしたい」という明確な目的を持っているはずです。
目的がはっきりとしている状態だと、人は次の行動を起こしやすくなります。
そのため、ロングテールキーワードで検索する人が希望している通りの商品やサービスを提供できれば、実際に購入してくれる確率が上昇し、結果的にコンバージョン率が高まるのです。
中小企業向けのホームページ作成!集客できるコーポレートサイトを制作する方法最終的にトップページのSEO効果が高まる
「ロングテールキーワードで対策をすると、そのキーワードで検索をした人しか呼び込めないのでは?」と思われがちですが、実はそうではありません。
ロングテールキーワードの記事を複数用意することで、実際はあらゆる方面から多くの顧客を呼び込むことができます。
さらに、各記事からトップページに誘導をかけると、ビッグキーワードでは上位に浮上することができなかったトップページに顧客が徐々に集まりだし、最終的には一番見てほしいトップページのSEO効果を高めることにもつながるのです。
コンテンツマーケティングの進め方とは?効果がわかる成功事例やメリットも解説ロングテールキーワードの見つけ方
効果的なロングテールキーワードの見つけ方が分からないという方に、ロングテールキーワードの具体的な見つけ方を紹介します。
ステップ1.サイトのメインとなるキーワードを明確にする
自分のサイトのメインとなるキーワードを1つ決めましょう。
企業サイトなら売っている商品に関するキーワード、ブログなら記事のテーマの大元となるようなキーワードをメインキーワードとして設定します。
最終的にどのビッグキーワードで検索結果の上位に表示されたいのかをはっきりさせましょう。
キーワード選定とは?SEOで欠かせないキーワード選定の方法や役立つツールをご紹介ステップ2.カテゴリーとなるキーワードを決める
サイトやブログ内の情報が多くなるにつれて、カテゴリー化が必須になってきます。
適切なカテゴリーキーワードでコンテンツをまとめることができると、ユーザーが必要な情報を見つけやすくなり、SEO対策につながります。
Googleのキーワードプランナーでメインキーワードを検索し、多くの検索需要があるミドルキーワードをカテゴリーに設定しましょう。
ステップ3.カテゴリーに続くロングテールキーワードを調査する
Googleキーワードプランナーで「メインキーワード+カテゴリーキーワード」を検索すると、ロングテールキーワードが表示されます。
また、Google検索でも同じように検索すれば、検索結果の一番下に3単語以上のロングテールキーワードが表示されるはずです。
ロングテールキーワードの改善していく方法
ロングテールキーワードの効果が出ているのかをキーワードごとに調べるのは、非常に骨が折れます。
そのため、Rank ReporterやSE Rankingのようなツールを用いて、検索順位の動向をチェックするのがおすすめです。
ツールを使えば、どのキーワードが結果を残せているのか、またどのキーワードが足を引っ張っているのかが一目で分かります。
数字が伸びていないキーワードを見つけたら、該当する記事のタイトルや本文をリライトしつつ改善していきましょう。
リライトの意味とは?SEO効果を高める文章のコツと注意点|優先的に作業すべきブログ記事の選び方ロングテールキーワードは分析と改善をくり返して効果を発揮する
効果的なロングテールキーワードを見つけ出すことも重要ですが、ただ見つけてそのキーワードに対応したコンテンツを作るだけではSEO対策としては不十分です。
いくら競合サイトが少ないとはいえ、検索結果の上位に表示されないと訪問者数は増加しません。
ロングテールキーワードの働きを分析し、改善を繰り返すことで、コンテンツ全体の質が向上し、SEOの効果が少しずつ現れ出します。
他の業務に追われてSEO対策にまで手間をかけられないという方は、格安SEO対策コンサルにぜひ一度ご相談ください。
担当者が分析作業を代行し、Googleのガイドラインが推奨している方法で安全にかつ確実に検索順位を伸ばしていくための方法をご提案させていただきます。