ブログやホームページを運営している方の中には、Googleアルゴリズムという言葉を聞いたことがある方も多くいるでしょう。
何となくどんなものなのかは知っていても、いざ言葉で説明しようとすると難しいものでもあります。
しかし、ブログやサイトへの訪問者数を増やしたいと考えているのなら、Googleアルゴリズムに関する知識は必須です。
そこで本記事では、Googleアルゴリズムに関する基本的な情報や対策方法について紹介します。
目次
Googleアルゴリズムとは検索結果の順位を決定する仕組み
Googleアルゴリズムとは、Google検索エンジンに登録された膨大な情報の中から、ユーザーが簡単に有益な情報を見つけられようにするために、様々な要因で検索順位を決定するプログラムの仕組みのことです。
Googleでなにかキーワードを検索すると、様々なページが順番に表示されます。
その表示順位を決めるための一つの規則となるのがGoogleアルゴリズムなのです。
Googleアルゴリズムはユーザーにとって一番良い検索体験を提供するために、全部で200以上設定されているといわれています。
しかし、そのすべてが一般に公開されているわけではありません。
Googleが公式に公開している「検索アルゴリズムの仕組み」は必ず読んでおきましょう。
検索順位を上げるために知っておくべき基本的なGoogleアルゴリズム
Googleアルゴリズムの全てを把握することはできません。
しかし、インターネット上にあるサイトやページのどのような部分にアルゴリズムを設けているのかについては、ある程度公表されています。
サイトの表示順位を上げたいと考えている方は、以下の基本的なアルゴリズムについては最低限把握しておいた方が良いでしょう。
コンテンツの関連性に関するアルゴリズム
ユーザーが検索したキーワードに関連するページかどうかを判断するためのアルゴリズムが存在します。
検索キーワードの語句と一致しているほど、関連性が高いものだと評価されるのです。
また、内部リンクや外部リンクが設置されている時の関連性の高さも、表示順位を決める上で重要なポイントとなります。
キーワード選定とは?SEOで欠かせないキーワード選定の方法や役立つツールをご紹介コンテンツの質に関するアルゴリズム
Googleアルゴリズムを用いることで、質が高いコンテンツほど上位表示される仕組みが出来上がっています。
コンテンツの質は、「新鮮さ、網羅性、信頼性、専門性、ユーザーが情報を受け取りやすいかどうか」などの様々な観点から総合的に評価されるものです。
また、公式ページや人気のあるページ、専門性の高いページからリンクをつけられていることも、コンテンツの質を証明する一つの要因になり得ます。
コンテンツSEOとは?質の高い記事で集客するマーケティング手順ユーザビリティに関するアルゴリズム
ページの見やすさに関するアルゴリズムも存在しています。
ページを開いた時に全体が表示されるまで3秒以上かかるサイトは、ユーザビリティが低いサイトだと評価され、検索順位が下がってしまうでしょう。
また、スマホユーザーのことを考えられていないデザインも低評価の要因となります。
スマホから見た時に文字が小さくなり過ぎず、デザインも崩れないようなサイトは検索順位が上がっていくでしょう。
セキュリティに関するアルゴリズム
サイトのセキュリティがしっかりしているかどうかもアルゴリズムで判断されています。
特に、HTTPSへの移行が済んでいるかどうかは重要なポイントです。
自分のサイトを開いた時に、URLの前に「このページは保護されていない可能性がある」と表示される場合は、URLの始まりが「https」ではなく「http」のままになっている可能性があります。
ホームページ作成でやってはいけない7つのこと!Web制作でのNG理由や注意点を解説Googleアルゴリズムの対策をするコツ
Googleアルゴリズム的に良質なサイトを作ることができれば、狙ったキーワードで検索した時に上位に表示される可能性が高まります。
そのために、今からでも始められる具体的な対策を紹介します。
他にはない新鮮なコンテンツを作る
Googleアルゴリズムにおいて質が高いコンテンツだと評価されるためには、オリジナリティが何よりも重要になります。
他のサイトやブログを真似したような内容を書いただけでは、検索順位は上がりません。
自分の経験や知識をフルに活用し、他のホームページでは決して得ることのできない全く新しい情報を掲載するように心掛けましょう。
SEOライティングの質を左右する4つのルールと2つの禁止行為コンテンツのテーマを絞り込み専門性を高める
ある一つのキーワードに対して専門性の高いサイトほど、上位に表示されるようにアルゴリズムは作成されています。
専門的なサイトほど、関連する多くの情報を網羅しているものです。
関連性のない情報を多く用意するよりも、関連性のある様々な情報を掲載している方が専門性の高いサイトとして認識される可能性が高まります。
コンテンツマーケティングの進め方とは?効果がわかる成功事例やメリットも解説自然発生的な被リンクを増やす
多くの外部サイトから評価されているページほど、Googleアルゴリズム的に重要なページであると評価される傾向があります。
アルゴリズムの精度は以前よりも上がっているので、お金で外部リンクを買ったり、関連性の低いサイトからリンクを貼ったりしても効果はありません。
関連性の高いサイトと交流を図るなどして、自然発生的に外部リンクが増えるように努めましょう。
スマホユーザーにも配慮する
ホームページは基本的にパソコンから作るものなので、どうしてもスマホからの見た目に配慮するのを忘れてしまいがちです。
しかし現在は、パソコンからではなくスマホから情報を検索するユーザーが多くなってきています。
そのため、スマホで見づらいページよりもスマホからでも見やすいページの方が、Googleから高く評価される傾向があるのです。
今すぐにホームページをスマホ対応にすべき理由|HPをスマホ最適化する具体的な対応方法Googleアルゴリズムはユーザー目線を意識して設定されている
Googleアルゴリズムの全てを把握することは不可能です。
しかし、Googleアルゴリズムが作られた経緯を考えれば、どのように対策を取るべきかを明確に把握することができます。
Googleがサイトの質を判断する時になによりも意識しているのは、ユーザーの目線です。
つまり、ユーザーの満足度が高いサイトほど検索上位に表示されるように、アルゴリズムは作られています。
そのため、上位表示を目指すのなら、コンテンツを作成する側も常にユーザーの目線を意識する必要があるのです。